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妊婦健診とは何か?なぜ必要なのか?
妊婦健診は、赤ちゃんの発育状態とお母さんの健康状態を定期的に確認するための大切な検診です。妊娠中は妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・貧血など、自覚症状のないまま進行する合併症が起こる可能性があります。です。
定期的に受診することで、こうした異常を早期に発見・対処できます。また、赤ちゃんの発育不全や先天性疾患の兆候も、超音波検査などで把握しやすくなります。
妊婦健診の必要性は母子保健法第13条にもその必要性が規定されています。単なる経過観察ではなく、安全なお産を迎えるための医療的サポートです。
健診では以下の目的が果たされます。
- 正常な妊娠経過の確認…赤ちゃんの成長が週数相当かをチェック
- 合併症の予防・早期発見…妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病などのスクリーニング
- マイナートラブルへの対応…つわり・便秘・貧血など日常的な不調のケア
- 保健指導…食事・生活習慣・出産準備に関するアドバイス
高田馬場駅すぐの産科・婦人科 あゆみレディースクリニック高田馬場
妊婦健診の通院先をお探しの方へ
当院では分娩は取り扱っておりませんが、概ね32週までの妊婦健診を行っています。里帰り出産や提携先での分娩をご予定の方もご相談ください。

妊婦健診の受診間隔はいつ変わるのか?
受診間隔は妊娠週数が進むにつれて短くなります。妊娠初期〜23週は4週に1回、24〜35週は2週に1回、36週以降は毎週が標準です。
- 妊娠初期〜23週…おおむね4週間に1回
- 妊娠24〜35週…おおむね2週間に1回
- 妊娠36週〜出産まで…おおむね1週間に1回
この基準に基づき、出産まで計14回程度の受診が推奨されています。妊娠8週ごろに初診を受けた場合、40週の出産予定日まで標準的に14回の健診を受けることになります。
妊娠後期(36週以降)に受診間隔が毎週になるのは、出産が近づくにつれて赤ちゃんの状態や子宮口の開き具合など、変化が急速に起こりやすくなるためです。
受診間隔が変わるタイミングを週数別に整理すると
- 〜23週(妊娠初期〜中期前半):4週に1回。つわりが落ち着き、赤ちゃんの基本的な臓器形成が進む時期。
- 24〜35週(妊娠中期後半〜後期前半):2週に1回。赤ちゃんの体重増加が著しく、妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群のリスクが高まる時期。
- 36週〜出産(妊娠後期):毎週。子宮口の変化・胎児の下降・陣痛の兆候を週単位で確認する時期。
ただし、多胎妊娠・ハイリスク妊娠・合併症のある方は、上記よりも頻繁に受診が必要になる場合があります。担当医の指示に従って受診間隔を調整してください。
週数別の妊婦健診の検査内容は何か?
毎回の健診では血圧・体重・浮腫・尿検査(蛋白尿・尿糖)が必ず行われ、採血や内診・超音波検査は妊娠週数に応じて追加されます。
毎回実施する基本検査
- 血圧測定…妊娠高血圧症候群の早期発見のため毎回計測
- 体重測定…増えすぎは妊娠高血圧症候群、増えなさすぎは胎児発育不全のリスクとなります
- 尿検査(蛋白・糖)…腎機能異常・妊娠糖尿病のスクリーニング
- 浮腫の確認…むくみの程度を確認し、妊娠高血圧症候群との鑑別に活用
- 腹囲・子宮底長の測定…赤ちゃんの発育状態の目安。ただし、近年は超音波検査で赤ちゃんの発育をチェックするため、腹囲・子宮底長の測定は行わない施設も多くあります。
妊娠週数に応じて行う医学的検査
厚生労働省の告示(2015年)では、週数ごとに実施すべき医学的検査の目安が定められています。
- 妊娠初期(〜11週ごろ):血液型(ABO・Rh)、不規則抗体、B型肝炎抗原、C型肝炎抗体、HIV抗体、梅毒血清反応、風疹ウイルス抗体、血糖、血算、HTLV-1抗体、子宮頸がん検診(細胞診)、超音波検査
- 妊娠12〜23週:超音波検査(胎児の大きさ・形態確認)、性器クラミジア検査(30週まで)
- 妊娠24〜35週:血糖検査(再検)、血算(再検)、超音波検査(胎盤位置・羊水量確認)
- 妊娠36週〜出産:血算(再検)、B群溶血性レンサ球菌(GBS)検査(33〜37週)、超音波検査、ノンストレステスト(NST)
初期・中期・後期それぞれで必要な検査が段階的に行われることが確認できます。

超音波検査(エコー)はいつ何回行うのか?
超音波検査は、妊娠初期〜23週に2回、24〜35週に1回、36週〜出産までに1回が目安です(厚生労働省告示、2015年)。ただし、クリニックによっては毎回エコーを実施するところもあります。
超音波検査では赤ちゃんの大きさ・心拍・羊水量・胎盤の位置などを確認します。妊娠後期には胎児の推定体重や向きも確認し、分娩方針の検討に活用されます。
妊婦健診の費用はいくらか?受診票(補助券)の使い方は?
妊婦健診は原則自費診療ですが、市区町村が交付する「妊婦健康診査受診票(補助券)」を使うことで自己負担を大幅に軽減できます。
補助券は、妊娠届を市区町村の窓口に提出すると母子健康手帳とともに交付されます。国の推奨する14回分の健診費用を助成する仕組みで、1回あたりの自己負担額は健診内容によって異なります。補助券を使わない場合、採血など特別な追加検査を伴わない場合で、1回あたり5,000〜1万円程度の費用がかかることが一般的です。
あゆみレディースクリニック高田馬場では、新宿区以外の東京23区の妊婦健康診査受診票も使用可能です。お住まいの区が新宿区以外であっても、受診票を持参することで費用の一部を助成してもらえます。ただし、検査内容や診察内容によっては自己負担が発生する場合があります。詳細な料金は公式サイトの料金表でご確認ください。
- 補助券の交付場所:お住まいの市区町村の窓口(妊娠届提出時)
- 使用できる回数:都内では14回分、地域により異なります。
- 里帰り先での使用:居住地以外の医療機関では補助券をそのまま使用できないことが一般的です。病院窓口では患者さんご自身で一旦負担し、領収書と補助券をもってお住まいの自治体で申請することで助成が受けられます(償還払い)
- 自己負担の発生:検査内容・クリニックによって差があるため事前確認が必要
助産師が常駐し、妊娠中のご相談も承ります
つわりや便秘、貧血といったマイナートラブルへの対応や保健指導も行っています。分娩先が未定の方には、ご希望に合う病院のご紹介も可能です。
あゆみレディースクリニック高田馬場での妊婦健診の特徴は?
あゆみレディースクリニック高田馬場は、高田馬場駅から徒歩1分という好立地で、女性医師と助産師が常駐し、概ね32週まで妊婦健診に対応しています。
JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線の3路線が利用できるため、通勤途中や仕事帰りにも立ち寄りやすい環境です。初診からWEB予約・LINE予約に対応しており、比較的予約が取りやすいと患者さんから好評をいただいています。
分娩は取り扱わないクリニックだからこそできるサポート
当院では分娩自体は取り扱っていませんが、里帰り分娩を予定している方や提携先の分娩施設での出産を予定している方に向けた妊婦健診を行っています。
- 分娩先が決まっていない方:提携先病院をはじめ、患者さんに合った病院を紹介します
- 里帰り分娩の方:里帰り前(概ね32週)まで継続して健診を担当します
- 提携病院での出産予定の方:健診から分娩施設への引き継ぎまでスムーズに対応します
「どこで産むか決まっていないけれど、まず健診を受けたい」という方も、まずはご相談ください。
診療方針:患者さんと一緒に進める対話型の医療
当院では、一方的に治療を提案するのではなく、いくつかの選択肢を提示して患者さんと一緒に治療を進めることを大切にしています。治療内容をわかりやすく説明し、疑問や不安を持ったまま診察が終わることがないよう心がけています。
また、気兼ねなく質問しやすい距離感を意識しており、「明日の笑顔がもっと輝くように」というコンセプトのもと、アットホームな雰囲気で一人ひとりに寄り添った診察を提供しています。

妊婦健診で気をつけたいハイリスク妊娠のサインとは?
妊婦健診で毎回チェックする血圧・体重・尿検査の数値に異常が出た場合は、ハイリスク妊娠のサインである可能性があります。早期発見・早期対応が母子の安全につながります。
特に注意が必要な状態として、以下が挙げられます。
- 妊娠高血圧症候群…妊娠20週以降に高血圧(収縮期140mmHg以上または拡張期90mmHg以上)が出現する状態。むくみ・蛋白尿を伴うことも多い
- 妊娠糖尿病…妊娠中に初めて発見される糖代謝異常。巨大児・早産・帝王切開・出生後の赤ちゃんの低血糖・赤ちゃんが大人になった時の糖尿病発症のリスクが高まる
- 貧血…妊娠中は血液量が増えるため鉄欠乏性貧血になりやすい。動悸・息切れ・疲労感が現れる
- 前置胎盤・低置胎盤…超音波検査で胎盤の位置を確認し、出産方法の検討に活用
- 胎児発育不全(FGR)…赤ちゃんの推定体重が週数相当より著しく小さい状態
これらのリスク因子は、定期的な妊婦健診によって早期に把握できます。「少し数値が気になる」という段階で担当医に相談することが大切です。
妊婦健診を受ける際の持ち物と準備は何か?
妊婦健診には、母子手帳・妊婦健康診査受診票・マイナ保険証もしくは資格確認証を必ず持参してください。
受診票を忘れると助成が受けられなくなるため注意が必要です。
- 母子手帳:健診結果の記録・保健指導の記録に使用
- 妊婦健康診査受診票(補助券):費用助成に必須。忘れると全額自費になる場合がある
- マイナ保険証もしくは資格確認証:妊婦健診は自費診療ですが、状況によって保険診療で薬を処方することなどもあります。毎回必ず持参しましょう。
初診時は問診票の記入や検査が多いため、時間に余裕を持って来院することをおすすめします。また、尿検査があるため来院前にトイレを済ませないようにしましょう。
あゆみレディースクリニック高田馬場は、高田馬場駅徒歩1分・女性医師と助産師が常駐・WEB/LINE予約対応で、妊婦健診を概ね32週まで丁寧にサポートします。分娩先が未定の方への病院紹介も行っていますので、まずはお気軽にご予約ください。
よくある質問
妊婦健診は全部で何回受けますか?
出産まで計14回程度が目安です。厚生労働省の告示(2015年)で定められており、妊娠8週ごろから受診を開始した場合の標準的な回数です。
妊婦健診の受診間隔はいつ変わりますか?
妊娠初期〜23週は4週に1回、24〜35週は2週に1回、36週以降は毎週に変わります。週数が進むほど間隔が短くなります。
妊婦健診に保険は使えますか?
妊婦健診は原則自費診療です。ただし、市区町村が交付する妊婦健康診査受診票(補助券)を使うことで費用の一部が助成されます。
初めての妊婦健診はいつ受ければよいですか?
妊娠が確認できたら早めに産婦人科を受診しましょう。一般的には妊娠5〜8週ごろに初診を受け、心拍が確認できてから定期健診が始まります。
里帰り分娩を予定していますが、妊婦健診はどこで受ければよいですか?
里帰り前まで近くのクリニックで健診を受け、里帰り後は分娩先の病院に引き継ぐ形が一般的です。あゆみレディースクリニック高田馬場では概ね32週まで対応しています。
東京23区の受診票は新宿区以外でも使えますか?
はい、使用できます。あゆみレディースクリニック高田馬場では、東京23区の妊婦健康診査受診票を新宿区以外の方もご利用いただけます。
分娩先が決まっていなくても妊婦健診を受けられますか?
受けられます。あゆみレディースクリニック高田馬場では、分娩先が未定の方に対して提携先病院をはじめ患者さんに合った病院の紹介も行っています。
妊婦健診で毎回行う検査は何ですか?
毎回、血圧測定・体重測定・尿検査(蛋白・糖)・浮腫の確認が行われます。採血・内診・超音波検査は妊娠週数に応じて実施されます。
妊婦健診はWEB予約できますか?
あゆみレディースクリニック高田馬場では、初診からWEB予約・LINE予約に対応しています。比較的予約が取りやすいと好評です。
結論
妊婦健診の受診間隔は、妊娠初期〜23週が4週に1回、24〜35週が2週に1回、36週以降が毎週と段階的に短くなり、出産まで計14回程度が目安です(厚生労働省告示)。週数ごとの検査内容を把握し、受診票を活用しながら継続して受診することが母子の安全につながります。分娩先が未定の方や里帰り分娩を予定している方は、高田馬場駅徒歩1分・女性医師常駐のあゆみレディースクリニック高田馬場にご相談ください。
あゆみレディースクリニック高田馬場
妊婦健診を行っています(概ね32週まで/分娩の取り扱いはありません)。女性医師と助産師が妊娠中の不安に寄り添います。高田馬場駅すぐで通院しやすい立地です。
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-17-6 ゆう文ビル8F/休診日:日曜・祝日/予約制
著者情報

院長 佐藤 歩美
経歴
横浜市立大学医学部 卒業
NTT東日本関東病院 勤務
総合母子保健センター 愛育病院 勤務
ベビースマイルレディースクリニック有明 副院長などを経て 現在に至る
資格・所属学会
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医
女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
日本性感染症学会 認定医
日本抗加齢医学会 認定医
日本医師会 認定産業医




