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更年期に髪が抜けるのはなぜ?女性ホルモンと薄毛の関係を医師が解説

更年期に髪が抜けるのはなぜ?女性ホルモンと薄毛の関係を医師が解説|【公式】あゆみレディースクリニック高田馬場 | 産科・婦人科

更年期に髪が抜けるのはなぜ?女性ホルモンと薄毛の関係を医師が解説|【公式】あゆみレディースクリニック高田馬場 | 産科・婦人科

目次

更年期に髪が抜けるのはなぜ?そのメカニズムとは

更年期の抜け毛は、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な低下によってヘアサイクルが乱れることで起こります。エストロゲンは髪の「成長期」を延長させる働きを持つため、分泌量が減ると成長期が短縮し、髪が十分に育つ前に抜け落ちてしまいます。

閉経後女性の約52%が薄毛を経験するとされており(Frontiers in Pharmacology 2025年)、更年期の薄毛は決して珍しい症状ではありません。

更年期の抜け毛が気になる方へ

東京都新宿区高田馬場で更年期による抜け毛や女性ホルモンの変化について相談したい方は、あゆみレディースクリニック高田馬場へご相談ください。

更年期症状とあわせて状態を確認しながら治療方法をご提案しています。


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ヘアサイクルの乱れとは何か?

髪は「成長期→退行期→休止期」というサイクルを繰り返しています。正常な状態では成長期が2〜3年続きますが、エストロゲンが減少すると成長期が1年以下に短縮されることがあります。

その結果、頭皮表面の髪が減り、全体的なボリューム低下・地肌の透け感として現れます。順天堂大学の研究(順天堂醫事雑誌2013年)でも、毛成長の加齢変化は閉経前後から顕著になると報告されています。

 

エストロゲン減少が髪に与える具体的な影響

 

  • 髪が細くなる:エストロゲンはコラーゲン生成を助けるため、減少すると髪の太さに影響が出ます。
  • ハリ・コシ・艶の低下:髪が切れやすくなり、パサつきやごわつきが増します。
  • 頭皮の乾燥:皮膚の保湿機能が低下し、頭皮が硬くなって血行が悪化します。
  • 白髪の増加:メラニン色素の産生が低下することで白髪が増えやすくなります。

更年期の薄毛・抜け毛はいつから始まり、いつまで続く?

更年期の薄毛は40代後半〜50代前半に始まることが多く、閉経(日本人女性の平均閉経年齢は約50〜52歳)前後に症状が顕著になります。個人差が大きく、一概に更年期が「いつまで続く」とは言えません。日本香粧品学会誌(2024年)の報告によると、女性型脱毛症(FAGA)の発症は30代頃と更年期前後の2峰性がみられ、特に更年期のエストロゲン減少と関連していることが示されています。

更年期を過ぎてエストロゲンのバランスが安定してくると、抜け毛が落ち着くケースもあります。ただし、放置すると改善まで1年以上かかることもあるため、早めの対策が重要です。

更年期の薄毛になりやすい人の特徴は?

 

更年期の薄毛は、ホルモン変化だけでなく生活習慣や体質も大きく影響します。以下に当てはまる方は特に注意が必要です。

  • 冷え性・血行不良:頭皮への栄養供給が滞り、毛母細胞の働きが低下します。頭皮の適度なマッサージなどもおすすめです。
  • 無理なダイエット歴がある:タンパク質・鉄分・亜鉛などの栄養不足は直接的に髪の成長を妨げます。
  • ストレスが多い:自律神経の乱れがホルモンバランスをさらに崩し、抜け毛を助長します。
  • 睡眠不足:成長ホルモンの分泌が減り、頭皮の新陳代謝が滞ります。
  • ヘアカラー・ブリーチを繰り返している:頭皮へのダメージが蓄積し、エストロゲン減少後に修復しきれなくなります。
  • 喫煙習慣がある:血行を悪化させ、頭皮の酸素・栄養不足を招きます。
  • 過度な飲酒:肝機能への負担がホルモン代謝に影響します。

 

女性の薄毛は男性と異なり遺伝の影響が少ないとされています。そのため、生活習慣の改善によって改善の余地が十分にあります。

更年期の薄毛・抜け毛を改善するために日常生活でできることは?

更年期の薄毛対策は、頭皮環境の整備と全身の健康管理を同時に進めることが大切です。以下の習慣を取り入れましょう。

 

食事・栄養面での対策

 

  • タンパク質を毎食摂る:髪の主成分はケラチン(タンパク質)です。肉・魚・卵・大豆製品を積極的に摂りましょう。
  • 大豆イソフラボン(エクオール)を活用する:大豆イソフラボン由来のエクオールは女性ホルモンに似た働きを持ち、更年期症状の緩和が期待されます。納豆・豆腐・豆乳を毎日の食事に取り入れましょう。ただし日本人の2人に一人はエクオールが自分で作れないといわれています。サプリメントの活用も有効です。
  • 鉄分・亜鉛・ビタミンB群を補う:これらは髪の成長に不可欠な栄養素です。貧血は頭皮への栄養供給を妨げます。
  • 栄養解析を受ける:最近では不足している栄養素を採血などで詳しく調べる栄養解析を行い、その人に会ったサプリメントを活用する治療もあります(自費診療)。

 

生活習慣・頭皮ケアの見直し

 

  • 睡眠は最低6〜7時間確保する:成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、頭皮の新陳代謝を促します。
  • 適度な運動を習慣にする:ウォーキングやストレッチで血行を促進し、頭皮への栄養供給を改善します。
  • 毎晩正しくシャンプーする:頭皮は皮脂分泌が最も多い部位です。清潔を保つことが健康な髪の土台になります。
  • 頭皮マッサージを取り入れる:血行促進と頭皮の柔軟性維持に効果的です。
  • 激しい刺激は逆効果です。頭皮全体をやさしくマッサージをお勧めします。
  • ストレスを適切に発散する:リラックスタイムを意識的に設け、自律神経のバランスを整えましょう。

抜け毛の原因を確認したい方へ

更年期による影響なのか、他の疾患や栄養状態によるものなのか気になる方は、一度医師へ相談してみませんか。

症状や生活背景に合わせて適切な検査や治療方法をご案内しています。


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更年期の薄毛・抜け毛に対する医療機関での治療法は?

日常生活の改善だけでは限界を感じる場合、婦人科や皮膚科での専門的な治療が有効です。更年期の薄毛には複数の治療アプローチがあります。

 

ホルモン補充療法(HRT)

 

HRT(ホルモン補充療法)は、減少した女性ホルモンを少量補う治療法です。ほてり・のぼせ・ホットフラッシュなどの更年期症状全般に有効で、エストロゲンを補うことでヘアサイクルの乱れを改善する効果も期待できます。

塗り薬、貼り薬、飲み薬から選択でき、月経の状況や子宮の有無に応じて個人に合った方法を選びます。将来の骨粗鬆症・動脈硬化・認知症予防にもつながるとされています。ホルモン補充療法を検討したい場合は、まずは婦人科に受診しましょう。乳癌の既往や血栓症の既往のある方・心配のある方はホルモン補充療法は行えません。

漢方薬による治療

 

心と体のバランスを整える漢方薬も更年期の薄毛に有効です。更年期女性によく用いられる「婦人科三大処方」として以下が知られています。

  • 当帰芍薬散:冷え性・貧血傾向の方に適しており、血行改善を促します。
  • 加味逍遥散:イライラ・不眠・精神的な不安定さが強い方に向いています。
  • 桂枝茯苓丸:のぼせ・肩こり・血行不良が気になる方に適しています。

 

プラセンタ治療・サプリメント

 

プラセンタ治療(メルスモン皮下注射)は、45〜59歳の更年期障害のある女性に保険適用となります。プラセンタにはアミノ酸・タンパク質などの栄養成分が豊富に含まれ、血行促進や成長因子による発毛促進効果が期待されます。

また、エクオール(大豆イソフラボン由来)のサプリメントは、女性ホルモンに似た働きによって更年期症状の緩和と薄毛改善の両方に役立つとされています。

亜鉛の不足が関与している方は亜鉛のサプリメントも有効です。最近ではエクオールに亜鉛やVitDが付加されたサプリメント(エクオールプチプラス 医療機関でのみ購入可)も出てきています。

 

外用薬・内服薬による治療

 

女性の薄毛(FAGA)に対しては、ミノキシジル外用薬一般的な治療薬(自費診療)として用いられます。ドラッグストアでは女性用ミノキシジル(1%)のものが購入可能です。それ以上の高濃度の外用剤や内服薬を希望する場合は専門クリニックの受診が必要です。血管拡張作用により毛根への栄養供給を改善し、発毛を促します。また、ルグゼバイブやパントガールのような女性専用の内服薬も専門クリニックで処方されています。

更年期の薄毛は婦人科と皮膚科どちらに相談すべき?

 

更年期の薄毛はホルモンバランスの乱れが根本原因であるため、薄毛以外にもホットフラッシュなどの更年期障害がある場合はまず婦人科(レディースクリニック)への相談をお勧めします。婦人科では必要に応じて、ホルモン検査や甲状腺検査などを含む採血を行い、HRTや漢方薬など更年期全体の症状に対応した包括的な治療が受けられます。

薄毛の症状が特に強い場合や、頭皮の炎症・円形脱毛症が疑われる場合は皮膚科との併診も有効です。女性の薄毛の原因はさまざまで、女性の約10人に1人が薄毛に悩んでいるといわれていますが、その原因は複数の事象が関与していたり、原因が特定できないものも多くあります。

受診前に確認しておきたいポイント

  • 抜け毛が増えた時期と月経の変化の関係:更年期症状との関連を把握するために重要です。
  • 他の更年期症状の有無:ほてり・不眠・イライラなど他の症状と合わせて伝えましょう。
  • 現在の服薬・サプリメント:治療方針に影響するため必ず申告します。
  • 家族歴:親族に薄毛の女性がいるかどうかも参考情報になります。

 

あゆみレディースクリニック高田馬場では更年期の薄毛にどう対応している?

 

あゆみレディースクリニック高田馬場(東京都新宿区高田馬場2丁目17-6 ゆう文ビル8F)は、高田馬場駅早稲田口から徒歩1分という好立地にある産科・婦人科のレディースクリニックです。

医師は全員産婦人科専門医であり、女性医師が常駐しております。院長の佐藤歩美医師をはじめ、助産師も常駐しています。更年期の薄毛・抜け毛でお悩みの方に対して、以下のような包括的なアプローチで対応しています。

 

  • ホルモン補充療法(HRT):塗り薬、貼り薬、飲み薬から個人に合った方法を選択。エストロゲン補充でヘアサイクルの改善も期待できます。
  • 漢方薬治療:当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸など、体質に合わせた処方を行います。
  • エクオール・サプリメント:大豆イソフラボン由来のエクオールなど、不足栄養素を補うサプリメントを活用します。
  • プラセンタ治療(メルスモン):45〜59歳の更年期障害女性に保険適用。それ以外の年齢でご希望がある場合は自費でのプラセンタ治療も可能です(1アンプル1300円 税込 診察費込み)
  • 栄養解析:65項目の採血で不足栄養素を詳しく解析(30,000円・税込・初診料およびカウンセリング料込み)。
  • 子宮頸がん・子宮体がん検査・骨密度検査:薄毛の背景にある他疾患の早期発見にも対応します。

当院は予約制をとっており、初診からWEB予約・LINE予約・WEB問診が利用できます。電話番号は03-6265-9707です。新宿・池袋・中野区方面からも通いやすい立地です。

更年期の薄毛・抜け毛でお悩みの方は、ぜひあゆみレディースクリニック高田馬場にご相談ください。女性医師が丁寧に問診を行い、ホルモン検査の結果をもとに一人ひとりに合った治療プランをご提案します。WEB予約・LINE予約で初診からスムーズにご利用いただけます。

 

よくある質問

 

更年期の抜け毛はいつから始まりますか?

一般的に40代後半〜50代前半から始まることが多いです。日本人女性の平均閉経年齢は約50〜52歳で、閉経前後にエストロゲンが急減することでヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増えやすくなります。

 

更年期の薄毛は自然に治りますか?

更年期を過ぎてホルモンバランスが安定すると、自然に落ち着くケースもあります。ただし放置すると改善まで1年以上かかることもあるため、早めに婦人科や専門クリニックに相談することをおすすめします。

 

更年期の薄毛にホルモン補充療法(HRT)は効果がありますか?

HRTはエストロゲンを補うことでヘアサイクルの乱れを改善する効果が期待できます。ほてり・のぼせなど他の更年期症状にも同時に対応できますが、HRTを行えない方もいらっしゃいます。HRTのリスクもありますので、まずは婦人科での相談が有効です。

更年期の抜け毛対策に大豆イソフラボンは効きますか?

大豆イソフラボン由来のエクオールは女性ホルモンに似た働きを持ち、更年期症状の緩和が期待されます。納豆・豆腐・豆乳を毎日の食事に取り入れるほか、ご自身でエクオールを作り出せない方も多いためエクオールのサプリメントの活用も有効です。

更年期の薄毛は婦人科と皮膚科どちらに行くべきですか?

頭皮の炎症や円形脱毛症が疑われる場合はまずは皮膚科受診を行いましょう。更年期の薄毛はホルモンバランスの乱れが原因としてあるため、その他の更年期症状と合わせて婦人科への相談をお勧めします。

 

更年期の薄毛に漢方薬は効果がありますか?

当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸などの漢方薬は、更年期の薄毛に対して体質改善から働きかける治療法です。体質や症状に合わせて選ぶことが重要なため、医師への相談をおすすめします。

 

更年期の薄毛でプラセンタ治療は保険適用になりますか?

45〜59歳の更年期障害のある女性へのプラセンタ治療(メルスモン皮下注射)は保険適用となります。血行促進や成長因子による発毛促進効果が期待でき、婦人科で受けることができます。

 

更年期の薄毛とFAGA(女性男性型脱毛症)は違いますか?

更年期の薄毛はFAGAと合併するケースも多く、明確に区別できない場合があります。FAGAは閉経後に男性ホルモンが相対的に増加することで起こるとされ、専門医による診断が必要です。

 

更年期の薄毛を悪化させる生活習慣はありますか?

睡眠不足・過度なストレス・無理なダイエット・喫煙・過度な飲酒は更年期の薄毛を悪化させます。頭皮への血行不良や栄養不足につながるため、生活習慣の見直しが重要です。

 

高田馬場で更年期の薄毛・抜け毛を相談できる婦人科はありますか?

あゆみレディースクリニック高田馬場(高田馬場駅徒歩1分)では、更年期の薄毛・抜け毛に対してHRT・漢方・プラセンタ治療など包括的な対応を行っています。WEB予約・LINE予約で初診から利用可能です(電話:03-6265-9707)。

 

結論

更年期の薄毛・抜け毛は、エストロゲンの急激な低下によるヘアサイクルの乱れが主因であり、閉経後女性の約52%が経験する一般的な症状です。放置すると改善に1年以上かかることもあるため、早めに婦人科に相談することが最善策です。HRTや漢方薬・プラセンタ治療・エクオールなど複数の選択肢があり、生活習慣の改善と組み合わせることで改善が期待できます。

更年期症状でお悩みの方へ

抜け毛だけでなく、ほてりや疲労感、気分の落ち込みなど更年期症状が気になる方は、あゆみレディースクリニック高田馬場へご相談ください。

患者さま一人ひとりの症状に合わせた治療選択をご提案しています。


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著者情報

院長 佐藤 歩美

経歴
横浜市立大学医学部 卒業
NTT東日本関東病院 勤務
総合母子保健センター 愛育病院 勤務
ベビースマイルレディースクリニック有明 副院長などを経て 現在に至る

資格・所属学会
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医
女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
日本性感染症学会 認定医
日本抗加齢医学会 認定医
日本医師会 認定産業医

 

 

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