インスタバナー

性病検査は何を調べる?症状がなくても検査すべき6つの理由

性病検査は何を調べる?症状がなくても検査すべき6つの理由|【公式】あゆみレディースクリニック高田馬場 | 産科・婦人科

性病検査は何を調べる?症状がなくても検査すべき6つの理由|【公式】あゆみレディースクリニック高田馬場 | 産科・婦人科

性病検査で何が分かるのか

性感染症の検査を受けようと考えたとき、「実際に何を調べるのだろう」と疑問に思う方は少なくありません。

性病検査では、主に血液検査・尿検査・おりもの検査・うがい液検査などを通じて、さまざまな病原体の有無を確認します。検査項目は症状や感染機会に応じて選択されますが、代表的なものとしてHIV梅毒B/C型肝炎淋菌クラミジア・トリコモナス・マイコプラズマの7つが挙げられます。これらは感染者数が多く、無症状のまま進行するリスクが高いため、まず最初に調べることが推奨されています。

血液検査では、HIVや梅毒、B/C型肝炎などのウイルス感染を調べます。尿検査や膣分泌物の検査では、淋菌やクラミジアといった細菌性の感染症を確認します。また、咽頭(のど)への感染が疑われる場合は、うがい液を採取して検査を行うこともあります。

検査方法は医療機関によって異なりますが、多くの場合、複数の項目を同時に調べることで、見落としを防ぎ、早期発見につなげることができます。

症状がなくても検査が必要な6つの理由

「体調に変化がないから大丈夫」と思っていませんか?

実は、性感染症の多くは初期段階で自覚症状がほとんど現れません。そのため、感染に気づかないまま病気が進行したり、知らないうちにパートナーへ感染を広げてしまったりするリスクがあります。ここでは、症状がなくても性病検査を受けるべき6つの理由を詳しく解説します。

理由1:無症状でも感染が進行する

性感染症の中には、感染しても長期間にわたって症状が出ないものが多く存在します。

たとえば、クラミジアは女性の約80%、男性の約50%が無症状とされています。しかし、放置すると女性では骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こし、不妊や子宮外妊娠の原因となることがあります。男性でも精巣上体炎を発症し、男性不妊につながる可能性があります。

また、梅毒は初期のしこりやただれが痛みを伴わず、自然に消えてしまうことがあります。しかし、治療しない限り病気は進行し続け、最終的には心臓や血管、脳に重大な障害をもたらすこともあります。

症状がないからといって安心せず、定期的な検査で早期発見を心がけることが大切です。

理由2:パートナーへの感染を防ぐ

自分が感染していることに気づかないまま性行為を行うと、大切なパートナーへ感染を広げてしまう可能性があります。

特に、複数のパートナーがいる場合や、新しいパートナーができた場合は、お互いの健康を守るためにも検査を受けることが推奨されます。性感染症は一度治療しても免疫ができないため、何度でも感染する可能性があります。

パートナーと一緒に検査を受けることで、安心して関係を続けることができます。

理由3:妊娠・出産への影響を避ける

妊娠を考えている方や、すでに妊娠している方にとって、性感染症の検査は非常に重要です。

たとえば、梅毒に感染したまま妊娠すると、胎児に感染し、死産や流産、先天性障害を引き起こすリスクがあります。また、B型肝炎HIVも母子感染の可能性があり、出産時や母乳を通じて赤ちゃんに感染することがあります。

妊娠前や妊娠初期に検査を受けることで、適切な治療や予防措置を講じることができ、赤ちゃんの健康を守ることができます。

理由4:重症化を防ぐ

性感染症は早期に発見し、適切な治療を受けることで、病気の進行を最小限に抑えることができます。

放置すると、淋菌やクラミジアは骨盤内炎症性疾患や精巣上体炎を引き起こし、不妊の原因となることがあります。梅毒は心臓や血管、脳に重大な障害をもたらし、失明や認知症のような症状を引き起こすこともあります。

治療が早ければ早いほど、治りやすく、後遺症のリスクも低くなります。

理由5:定期的な健康管理の一環として

性行為の機会が多い方や、複数のパートナーと関係を持つ方は、定期的な性病検査を健康管理の一環として取り入れることが推奨されます。

3ヶ月に1度、あるいは新しいパートナーができたタイミングで検査を受けることで、感染の早期発見と早期治療が可能になります。また、定期的に検査を受けることで、自分自身の健康状態を把握し、安心して生活を送ることができます。

理由6:検査は簡単で匿名でも受けられる

「性病検査を受けるのは恥ずかしい」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、現在では多くの医療機関で匿名での検査が可能であり、プライバシーに配慮した対応が行われています。また、自宅でできる郵送検査キットも普及しており、誰にも知られずに検査を受けることができます。

検査自体も、血液採取や尿検査、おりもの検査など、短時間で終わるものがほとんどです。症状がなくても、気軽に検査を受けることができる環境が整っています。

代表的な性感染症と検査方法

性感染症にはさまざまな種類があり、それぞれ検査方法や検査可能な時期が異なります。

ここでは、代表的な性感染症とその検査方法について詳しく解説します。

HIV感染症

HIV感染症は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって引き起こされる感染症です。感染初期には発熱や筋肉痛、頭痛、リンパ節の腫れなど、風邪に似た症状が現れることがありますが、その後は長期間にわたって無症状の期間が続きます。

検査は血液検査で行われ、感染機会から4週間以降に受けることが推奨されています。NAT検査を用いる場合は、感染機会から2週間以降に検査が可能です。

梅毒

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。初期には性器や口の中にしこりやただれが現れますが、痛みがないため気づきにくいことが多く、症状が自然に消えることもあります。しかし、治療しない限り病気は進行し続けます。

検査は血液検査で行われ、感染機会から4週間以降に受けることが推奨されています。

近年、日本国内で梅毒の感染者数が急増しており、特に若い女性の感染が増加しています。2023年の報告数は2014年に比べ、男性が7.6倍、女性が14.2倍に急増しています。

B型肝炎

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)によって引き起こされる肝臓の炎症です。感染すると倦怠感、悪心、嘔吐、食欲不振、黄疸などの症状が現れることがありますが、慢性化した場合は症状がないことが多いです。

検査は血液検査で行われ、感染機会から4〜6週間以降に受けることが推奨されています。

淋菌感染症(淋病)

淋菌感染症は、淋菌という細菌によって引き起こされる感染症です。男性では排尿時の痛みや膿が出ることがありますが、女性は無症状のこともあり、進行すると骨盤内炎症性疾患のリスクがあります。

検査は、男性では尿検査、女性では膣分泌物(おりもの)の検査、咽頭感染が疑われる場合はうがい液の検査で行われます。感染機会から24時間以降に検査が可能です。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティスという細菌によって引き起こされる感染症です。男性では排尿時の痛みや透明〜やや濁った分泌物が出ることがありますが、女性はおりものの増加や不正出血など、症状が軽微であることが多いです。

検査は、男性では尿検査、女性では膣分泌物の検査、咽頭感染が疑われる場合はうがい液の検査で行われます。感染機会から24時間以降に検査が可能です。

クラミジアと淋菌は合併感染することも多く、4割の方が両方に感染している、というデータもあります。

検査を受けるべきタイミング

性病検査を受けるタイミングは、感染機会や症状の有無によって異なります。

以下のような状況に当てはまる場合は、症状がなくても検査を受けることをおすすめします。

  • パートナーに性感染症の症状がある、または感染が確認された
  • 性行為時にコンドームを使用しなかった
  • パートナーが変わった、または複数のパートナーがいる
  • のどの違和感、排尿時の軽い痛み、おりものの変化を感じる
  • 妊娠を考えている
  • 定期的な健康管理として

また、性感染症の種類によって、検査可能な時期が異なります。たとえば、クラミジアや淋菌は感染機会から24時間以降に検査が可能ですが、HIVや梅毒は感染機会から4週間以降、B型肝炎は4〜6週間以降に検査を受けることが推奨されています。

感染機会の直後に検査を受けても、正確な結果が得られない場合があるため、適切な時期に検査を受けることが重要です。非常に心配な方は、一度検査をうけ、潜伏期間を考慮して少し時間を空けてから再検査を検討してもいいかと思います。

あゆみレディースクリニック高田馬場での性感染症検査

性感染症の検査を受けたいけれど、「どこで受ければいいのか分からない」「相談しにくい」と感じている方もいるかもしれません。

あゆみレディースクリニック高田馬場では、女性医師による丁寧な診療と、迅速な性感染症検査を提供しています。高田馬場駅から徒歩1分という便利な立地で、WEB予約やLINE予約にも対応しているため、忙しい方でも通いやすい環境が整っています。

性感染症の検査では、必要な場合はクラミジアや淋菌の迅速検査が可能で、速やかに結果を知ることができます。ただし迅速検査はやや検査精度が劣るため、基本的には通常検査を推奨しています。また、症状に応じて適切な治療法を提案し、必要があれば専門の医療機関への紹介も行っています。

「これって普通?」と思うような小さな不安でも、気軽に相談できる環境が整っています。まずは、いま困っている症状(いつから、どんな時に、量や痛みの程度)をメモして受診すると、スムーズに診察を受けることができます。

まとめ

性感染症の多くは、初期段階で自覚症状がほとんど現れません。

しかし、症状がないからといって安心せず、定期的な検査を受けることで、早期発見と早期治療が可能になります。感染に気づかないまま放置すると、不妊や重篤な合併症を引き起こすリスクがあるだけでなく、大切なパートナーへ感染を広げてしまう可能性もあります。

性病検査は、血液検査や尿検査、おりもの検査など、短時間で終わるものがほとんどです。匿名での検査や郵送検査キットも利用できるため、プライバシーに配慮しながら検査を受けることができます。

「もしかしたら感染しているかもしれない」と不安に感じたら、早めに検査を受けることをおすすめします。自分自身とパートナーの健康を守るために、定期的な検査を習慣にしていきましょう。

著者情報

院長 佐藤 歩美

経歴
横浜市立大学医学部 卒業
NTT東日本関東病院 勤務
総合母子保健センター 愛育病院 勤務
ベビースマイルレディースクリニック有明 副院長などを経て 現在に至る

資格・所属学会
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医
女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
日本性感染症学会 認定医
日本抗加齢医学会 認定医
日本医師会 認定産業医

チャットボット チャットボット